いま台湾に駐在で済んでいて、携帯電話は中華電信の契約でiPhoneを使ってます。
で、日本に帰国する際に中華電信のSIMカードで海外でデータローミングする方法をオベンキョしたので、シェアしてみようかと。
台湾在住で中華電信の携帯電話契約を持っている人だけに役立つ、需要が本当に限られる話ですが。。。
前提①:
まず、中華電信のSIMカードで海外ローミングのデータパッケージを利用する時には、事前申し込みが必要です。
日本のキャリアでは海外対応の契約をしていて、キャリアが契約している現地の事業者の回線につなげば自動的にデータローミングのパッケージが適用されますが、中華電信の場合にはパッケージを適用する前に申し込みをする必要があります。
申し込み方法は、なんと電話アプリ。通常なかなか使わないような特殊な方法なので、この記事ではその方法をご紹介します。
前提②:
日本のキャリアだと、メニューはほぼ1つしかなく、どこの国でも日本時間の0時を起点に24時間で上限いくら、みたいな感じかと。(ソフトバンクのアメリカ放題とかあるけど)
ですが、中華電信の場合、地域別に適用されるパッケージに違いがあり、それぞれ1日固定型、従量課金、従量だけど上限あり、などメニューが多彩です。
中華電信の海外ローミングのメニューは、同社のWeb Siteに記載されています。
ちなみに日本のキャリアは日本時間0時を起点として24時間単位で課金ですが、中華電信は申し込み時点から24時間、という設定なので良心的と言えるかと思います。
前提③:
申し込みはローミングをする国についてから行います。
出発前に申し込みをすることはできません。
また申し込みをしてから数分〜十数分かかるので、飛行機が着陸してすぐに使うことはできません。
※iPhoneでの申し込み方法です。Android等、iOS以外のOSでの申し込み方法は確認していません。ご了承ください。
では、電話アプリでの申し込み方法をばご紹介します。
②すると、グレーの背景に「お待ちください」というメッセージ。
切り替わるまで長いけど、我慢して待つ。 |
③すると、4つの選択肢のあるメニューが出てきます
ここで注意しなきゃいけないのは、「了解」ボタンの意味は「キャンセル」ということ。 「了解」を押すと最初のキーパッドの画面に戻ってしまう。 選択肢を選ぶには、「返信」を押す。 |
④上の画面で返信を押すと、入力フィールドが現れる
ローミングの申請は「優惠方案説明及申請」なので、「1」を入力する。 入力した後は右上の青文字の「返信」をタップすることで次のステップへ。 |
⑥ここで現れるのがローミングのメニュー。
パッケージの内容は前提に書いた中華電信のウェブサイトからご確認くださいませ。 |
⑧すると選んだパッケージの内容の説明が出てきます。
説明の次のページをみるには、キーボードで「*」を入力して、やはり右上の青文字の「返信」をタップ |
内容を理解して、そのプランを申し込むなら、右下の「返信」ボタンを押し、キーボードで「♯」を入力して、右上の青文字の「返信」ボタンをタップ。 |
これで、申し込み完了!
すると、SMSで下記のようなメッセージが届き、申し込みが完了したことが確認できます。
①SMSが届くまでに数分〜十数分かかることがある。気長に待つのみ。。。
②このSMSが届いても、なぜかモバイルデータ通信が使用できないこともある。その時は、電源のOff→Onをすると使えるようになることが多い
データローミングパッケージの適用期間が終わる間際には下記のようなSMSもきます。
どなたかのお役に立てれれば幸いでございます。。。
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