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2017年2月15日水曜日

台湾国内線(台東〜台北)に乗った話:日本の国内線との大きな違い

昨年12月に、台湾東部の台東に遊びに行ってきました。
台湾各地から台東までのルートはいろいろあるのですが、この時は復路で台東から台北までの国内線の飛行機(マンダリン航空)を利用しました。
台湾国内線に乗るのは初めてだったのですが、日本の国内線とは大きく違うところが1つあったので、シェアさせていただきますね。

その違いとは予約・搭乗に際し公的身分証明書が必要ということです。 

①予約時:今回、マンダリン航空のWebsiteから予約したのですが、予約時に身分証明書番号の入力を求められました。
台湾在住外国人なら居留証もしくはパスポートの番号、非居住者ならパスポート番号の入力が必要になります。

②チェックイン時:搭乗券を受け取るに当たっても居留証の提示を求められます。台東空港のマンダリン航空のチェックインカウンタには自動チェックインもあったですが、機械にちゃんと身分証明書の読み取り装置がありました。

③セキュリティ通過時:セキュリティチェックの入り口で警備員に搭乗券だけでなく、身分証も提示する必要がありました。

④搭乗時:まるで国際線のようですが、搭乗時にも搭乗券と身分証を提示します。

台東空港の搭乗口
ということで、予約から実際に飛行機に乗るまで4回にわたって身分証を用意することになります。
台湾で生活していると何かと身分証(居留証)を提示することがあり、常に携帯しているので特に問題はないのですが。台湾に旅行できている外国人が、うっかりホテルの金庫にパスポート忘れてしまって乗れなかった、とかそういうこと起きないのかなぁ。

とはいえ日本人の感覚では国内線でID提示は想定していないのでまったく意外です。
日本の国内線で本人確認なんて皆無ですよね。
ある人はマイレージプログラムのステータス獲得のために、他人に自分の名義で飛行機に乗ってもらったなどという話を聞いたことがあるくらいなのに。。。
その点、台湾のほうがセキュリティに真剣ということですかね。

おまけの話:ほかにもちょっと日本との違いがあったのでご紹介しますね。
おまけ① 搭乗券が領収証代わりになっている。

右側が領収書。台湾では経費精算でちゃんとした領収書がないと精算できないことがあるので大事。
おまけ② 台東空港はセキュリティ通過後のエリアの設備は最小限。
セキュリティ通過後にあるのはトイレ・給湯器・珊瑚のディスプレイのみ。売店もないので飲み物は持ち込めない。給湯器があるのは台湾らしいかな。

搭乗口は2つだけ。
おまけ③ 国内線で機内食
マンダリン航空の台東〜台北線は飛行時間40分。にもかかわらず飲み物と機内食が供される。ハムとチーズのサンドイッチとコーヒーだけだけど。

このサンドイッチ意外とおいしかったです。

という訳で、台湾国内線搭乗時には公的身分証明書をお忘れなきよう。
以上、よろしくお願いいたします。


ほとんど需要がない話:中華電信契約のiPhoneで、海外データローミングする方法

いま台湾に駐在で済んでいて、携帯電話は中華電信の契約でiPhoneを使ってます。
で、日本に帰国する際に中華電信のSIMカードで海外でデータローミングする方法をオベンキョしたので、シェアしてみようかと。
台湾在住で中華電信の携帯電話契約を持っている人だけに役立つ、需要が本当に限られる話ですが。。。

前提①:
まず、中華電信のSIMカードで海外ローミングのデータパッケージを利用する時には、事前申し込みが必要です。
日本のキャリアでは海外対応の契約をしていて、キャリアが契約している現地の事業者の回線につなげば自動的にデータローミングのパッケージが適用されますが、中華電信の場合にはパッケージを適用する前に申し込みをする必要があります。
申し込み方法は、なんと電話アプリ。通常なかなか使わないような特殊な方法なので、この記事ではその方法をご紹介します。

前提②:
日本のキャリアだと、メニューはほぼ1つしかなく、どこの国でも日本時間の0時を起点に24時間で上限いくら、みたいな感じかと。(ソフトバンクのアメリカ放題とかあるけど)
ですが、中華電信の場合、地域別に適用されるパッケージに違いがあり、それぞれ1日固定型、従量課金、従量だけど上限あり、などメニューが多彩です。
中華電信の海外ローミングのメニューは、同社のWeb Siteに記載されています。
ちなみに日本のキャリアは日本時間0時を起点として24時間単位で課金ですが、中華電信は申し込み時点から24時間、という設定なので良心的と言えるかと思います。

前提③:
申し込みはローミングをする国についてから行います。
出発前に申し込みをすることはできません。
また申し込みをしてから数分〜十数分かかるので、飛行機が着陸してすぐに使うことはできません。

※iPhoneでの申し込み方法です。Android等、iOS以外のOSでの申し込み方法は確認していません。ご了承ください。

では、電話アプリでの申し込み方法をばご紹介します。

①電話アプリから「*135#」と入力して、発信

②すると、グレーの背景に「お待ちください」というメッセージ。
切り替わるまで長いけど、我慢して待つ。

③すると、4つの選択肢のあるメニューが出てきます
ここで注意しなきゃいけないのは、「了解」ボタンの意味は「キャンセル」ということ。
「了解」を押すと最初のキーパッドの画面に戻ってしまう。
選択肢を選ぶには、「返信」を押す。

④上の画面で返信を押すと、入力フィールドが現れる

⑤キーボードで選択したい番号を入力
ローミングの申請は「優惠方案説明及申請」なので、「1」を入力する。
入力した後は右上の青文字の「返信」をタップすることで次のステップへ。

⑥ここで現れるのがローミングのメニュー。
パッケージの内容は前提に書いた中華電信のウェブサイトからご確認くださいませ。
⑦申し込みをしたいパッケージの番号をキーボードで入力

⑧すると選んだパッケージの内容の説明が出てきます。



説明の次のページをみるには、キーボードで「*」を入力して、やはり右上の青文字の「返信」をタップ
内容を理解して、そのプランを申し込むなら、右下の「返信」ボタンを押し、キーボードで「♯」を入力して、右上の青文字の「返信」ボタンをタップ。
これで、申し込み完了!
すると、SMSで下記のようなメッセージが届き、申し込みが完了したことが確認できます。


ここで注意したいのは、
①SMSが届くまでに数分〜十数分かかることがある。気長に待つのみ。。。
②このSMSが届いても、なぜかモバイルデータ通信が使用できないこともある。その時は、電源のOff→Onをすると使えるようになることが多い

データローミングパッケージの適用期間が終わる間際には下記のようなSMSもきます。
どなたかのお役に立てれれば幸いでございます。。。